サンドイッチと同じように、ハンバーガーやホットドッグは手軽に食べられることを目的とした食品だ。
この点においては、寿司やにぎりめし、にぎり寿司と共通するだろう。
さて、同じハンバーガーと言いながら、ハンバーガーショップのそれと、レストランのそれとは似て非なる物と考えた方が良いだろう。
即ち、ハンバーガーショップのそれは、所謂「ジャンクフード」だが、レストラン、とりわけホテルのレストランなどではそうではないからだ。
では、脱毛の違いはどこにあるのか?
食材の違いは別にして。
前者は、ラッピングシート・フィルムに包まれ、或いは箱に入っているが、ソースなどがこぼれることは織り込み済みだし、時には、大きく崩れていたりする。
後者は、更にきちんと乗せられ、溢れたように見えるソースも、シェフの創意だったりする。
フランス料理のコース料理などを思い浮かべれば解りやすいだろう。
食べ方は?
前者に於いて、そもそもきれいに食べることは想定されていないと考えるのが妥当なところだろう。
後者は、一品料理だから、パテや野菜を食べ、ソースなどはパンズで拭き取って食べるのだろう。
フランス料理などでは、ソースをパンで拭いて食べることは、決してマナー違反ではない。
ソースが美味しいと言うことの意思表明でもあり、料理人にとっては、時にうれしいことでもあるという。
ハンバーガーショップのそれと、皿に載ってくる物。
その違いは、回転寿司の土産の寿司と、昔ながらの寿司店の折り詰め寿司よりも、遙かに似て非なる物と言っていい。
それを同列に扱おうと言うことには、そもそも無理がある。