何回も引っぱってすみません(笑)。でもついに完結です。やっと判明しました。
ネットでB&Oのフィリップス方式ビデオの文章を眺めていました。
英語ですから私にはよく分かりません。でも「this machine was based on a Grundig machine」と書いてあるのを見つけました。「Grundig」(グルンディッヒ)はドイツの電機メーカーです。
そうなんです。B&Oのフィリップス方式ビデオは自社生産ではなくGrundigのOEMだったのです。
ということは、それにソックリのVHSも同じ会社からのOEMの可能性があります!
ということは、Grundigはフィリップス方式ビデオだけでなくVHSも生産しているのでは?
ということで、「Grundig VHS」で検索したら、なんのことはない、Grundigが自社生産しているVHSビデオ(型番:VS200)の中身の写真がすぐに見つかりました(写真1)。ベーター方式のローディングがバッチリ写っています。左下側の黒い部分がカセットです。
ちなみに普通のVHSのローディングは写真2の図のようになってます。違いがお判り頂けますでしょうか。
サイトの文章を機械翻訳して掲載しますと、
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私がこの機械を特色としている主な理由は、ユーザに完全に目に見えませんが、内部は、私が知っている他のVHS機械と異なり、ベータマックスのように、リング式ローディングメカニズムです。もちろんグルンディヒのV2000も同じです。
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脱毛サロンとはっきり書いてあります。
B&Oというよりも、そのOEM元のGrundigのビデオだったのですね。Grundigは最初フィリップス方式を作り、その技術でVHSも作ったのです。B&Oはその両方をOEMしてもらっていただけなのです。
ずっとネットで「B&O」を探していたので、遠回りしてしまったのです。仕方ありません、私の記憶には「B&O」のロゴが焼きついていたのですから。
でもついに、長年にわたるトラウマのような私の記憶が夢でなかったことが判明し、とてもスッキリしました。
ベーターのようにテープを巻きつけるVHSビデオは実在しました。(完)