今日は、危険だった。事故寸前だった。
17時半過ぎ。
トラクターで畑を攪拌していた。
畑全体が終わり、最後に一番端の道路スレスレの部分をやろうと思い、
トラクターを端に寄せて、トラクター後部のロータリーを回し攪拌していた。
すると
「ガン」
というかなり大きな音。
すぐにロータリーに何かがぶつかったと分かり、
クラッチペダルを踏んで停止し、走行ギアをニュートラルに入れた。
その状態で、クラッチペダルを放すと、
いきなりトラックの前タイヤが持ち上がり、ウイリーし始めた。
乗った状態のままウイリー。
そのままどんどん持ち上がっていくと、
バランスを崩して左右に転倒する可能性がありかなり危険。
ちょっとだけ、このまま死ぬのか~と思った。
前タイヤが持ち上がったまま、
左足がクラッチペダルの上にあったため、もう一度クラッチペダルを踏んだ。
すると、脱毛のウイリーは止まった。
そこで落ち着いて、ロータリーのギアもニュートラルに入れると、
前タイヤがゆっくり下がっていき、なんとか助かった。
トラクターを降りて、ロータリーのあたりを見ると、
畑の中に土管が埋まっていて、ロータリーの歯で土管が少し割れ、
土管を補強している太い針金が露出していた。
どうやら、回転するロータリーが土管にぶつかり、土管が割れ、
割れた部分から針金が出て、ロータリーの歯が針金に引っかかった。
そこで自分は走行ギアをニュートラルにしたが、
ロータリーのギアをニュートラルにしていなかったため、
クラッチペダルを放した瞬間に、針金に引っかかった状態でロータリーが回転。
走行ギアはニュートラルだったため、トラクター自体が進むことは無かったが、
ロータリーの回転により、トラクターの前側が持ち上がってしまったらしい。
農作業は危険だ。